「ソードアート・オンライン」子どもレビュー

子どもレビューは、アニメや映画を子どもに見せて良いかを判断するためのレビューです。
感じ方・捉え方は各々によって異なりますので、視聴の有無は各ご家庭で責任をお持ちください。
また、レビューの特性上ネタバレが多く含まれます。




ソードアート・オンライン(全25話)


「ソードアート・オンライン」はライトノベル原作の2012年7月から放映されたアニメ。
2022年の近未来を舞台に、
ゲーム上の死が実際の死である仮想空間に閉じ込められてしまうという物語です。
全24話のうち
14話までが〈アインクラッド編〉
15話から〈フェアリィ・ダンス編〉と、内容が分かれています。

〈アインクラッド編〉はゲーム内に閉じ込められた主人公キリトが
ゲームクリアを目指しつつも、
ゲーム内の仮想空間であっても自分にとっては現実の一部という想いから
自分自身の生き方や、愛を得ていく話となります。
〈フェアリィ・ダンス編〉はゲームクリアをしたはずなのに、
仮想空間に閉じ込められている人たちがいるというところから始まり、
ゲーム内で愛した恋人アスナを助けるために、現実世界とゲーム世界を奔走します。


Good!


近未来を舞台にしているため、現実のVR技術に興味を持ちやすいです。
2016年3月には
「ソードアート・オンラインのアルファテストが実施されていた」という設定で、
実際に日本IBMが「全身の3Dスキャン」や「モーションキャプチャ」を駆使した
VR技術体験イベントを開催していました。

日本のロボット技術を語る上で鉄腕アトムやガンダムといったアニメを無視できないように、
日本のVR技術や将来のゲームデバイスを語る上で
このソードアート・オンラインは無視できないアニメです。


bad...


24話に監禁陵辱表現あり。
性行為は未遂で終わるためありませんが、相手キャラクターの言動が非常に下衆です。

デスゲームという設定上、全話通して攻撃シーン・死亡シーンはありますが、
血が出るといった描写は25話以外ありません。
ただし、「ゲーム上の死が実際の死」というのが物語の根幹なので、
力及ばず死んでいく人や、悲観して自死を選ぶ人、また殺人鬼となる人もいるため、
残虐性がないわけではありません。



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